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zoom RSS スポッティングスコープ C5

<<   作成日時 : 2017/06/09 13:42   >>

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CelestronのSPORTS OPTICS - SPOTTING SCOPES - CATADIOPTIC SPOTTING SCOPESというカテゴリに、C5 SPOTTING SCOPEという製品があります。
スポッティングスポーク用途の反射光学系は補正版の裏側の中央にメッキを施して副鏡に使うマクストフカセグレン光学系が多いのですが、この製品はC5という名称からもわかるように5インチ口径のシュミットカセグレン光学系を採用しています。
つまりC6やC8等とほぼ同じ構造ですから、作りはそこそこしっかりしています。でもカテゴリは望遠鏡とは違う...
つまり中古などはむちゃくちゃ安く仕入れられる可能性があるわけです。

画像

(Celestron社Webより)



そしてシュミカセの構造を見ていて以前から考えていたことがあります。
副鏡を外せばプライムフォーカス化が出来るなあと。

それでは逝ってみましょう!
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副鏡を外してM42P0.75延長筒+31.7mmのアイピースホルダを取り付けました。
因みに補正板に開いている穴径は43.5mm位(厚さ3.1mm位)なので、1mm径のOリングを伸ばし気味にセットしてセンターを出しています。またM42P0.75(T2ネジ)筒の外径が穴径に対して十分に大きくはないので、補正板表面の保護も兼ねて0.5mm厚のPP板リングを作って挟んで固定しています。
なので延長筒のネジ部は6mm位ないとつらいですが、今回使った部品はちょうどいい長さでした。



そしてこれを何に使うかですが、C5の重量は約2.4kg程(不要部品外して)なのですよ。なんとこれをガイド鏡に使おうという魂胆です。現在使用中のD=60mm/F4鏡筒で1.2kg程なので、+1.2kgとなりますが赤道儀側の余裕はあるのでそれほど負担にはならないはずです。またC5のプライムフォーカスは約F2ですから、焦点距離では250mm程度となり非常に明るい光学系となります。
ただし副鏡の球面収差が残るのでイメージサークルは極端に小さいはずですが、オートガイドなどに用いる1/3インチ程度のイメージセンサであればある程度はカバーできるという見込みです。(幸い点光源に球面収差だけなら、単純なボケだけで済む可能性もあるのでガイド用途では問題にならないかも)
またピント位置は計算+テストで求めていましたが、上手くパーツを組んで無限遠(正確には1km程先)、室内の8m(2部屋ぶち抜き)であれば純正のピント調整機能でカバーできることが確認出来ました。


ということでQHY 5L-IIMカメラをセットして、まずは室内テストです。
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どうやってやるか?
これです。
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所謂、擬星シート。
A4の紙に格子状に白点を残して黒印刷です!


撮影にはPoleNavigatorを利用。
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本当の四隅は少しボケますが、結構いけてます!

こちらは画面キャプチャしたもの。
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実際には上のカメラ画像の1280x960ピクセルから、ROIで中心部の640x640ピクセルを切り出すと思うので、画質的には全く問題なしですね。一応は球面収差補正方法も考えていましたが、一安心です。



あとはこのウルトラハイスピード光学系で、どのくらい暗いガイド星まで映るかが課題になります。
暫定目標は、ほぼ全天においてガイド星1個であれば、30fps(33msec露出)を実現できることですが、光学系だけで実現できないので、必要であればカメラの強化も考えます。

またガイド鏡としては構造上ミラーシフトが考えられるので、筒先側にヘリコイドが用意出来れば主鏡はセル裏からボルトで押して固定を検討しています。また温度順応を促進するためカセグレン焦点のところに送風FANを取り付けて、主鏡裏には流入側通風口をあけるつもりです。これはミラーシフト防止と同時に加工予定です。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うわ!C5でもこんな事できるんですか!?
しかも、F2!これ、色んな事に使えそうですね。
けむけむ
2017/06/10 04:14
おはようございます!
polenaviの開発が一段落ついた所みたいですが、新たな計画がスタートとお聞きして、minerさんの飽くなき探求心と言うかエンジニア魂に脱帽です^^
梅雨時期なら撮影出来ないジレンマありませんが、肝心なテストが出来ませんね・・・。
さすらい
2017/06/10 04:41
けむけむさん、
いえイメージエリア、むっちゃ狭いですよ!!!
まあ使えなくても、コンパクトなので観望用に転用できますし
という魂胆で始めました。
miner
2017/06/10 11:40
さすらいさん、
PoleNaviはプログラムはほぼ完成なのですが、細かいところのテストが全然できてなくて...
ここは目をつぶってデータ整備が済めばリリースできるのですが、あまり他のことをやってると進みませんね、すいません!

ネタは一杯(というほどでもないですが)あっても、資金力と暇とモチベーションがなかなか長続きしないというか本業に圧迫されるので、なかなか思うようになりませぬ。
miner
2017/06/10 11:47

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