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zoom RSS PoleNavigatorの繰り返し測定/調整について

<<   作成日時 : 2017/01/17 00:41   >>

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昨年、12/18にテストした際の画像がSDカードから出てきたので記事にしてみます。
PoleNavigatorでは極軸向き測定と調整は、できるだけ一発で行ってください。

PoleNavigatorの極軸を求める方法は、何度も測定/調整を行いながら精度を追い詰めていくのではなく、、一度で正解が出る方式となっています。しkもある程度極軸があっている状態で、再測定と調整を行うとかえって測定誤差が大きくなることがあるからです。

少しバージョンが古いですが、通常の測定後画面の例です。
画像

測定円が大きめですが、Step.1/2/3の位置が大体等間隔です。
これは赤道儀の極軸を大体-120度、+120度、0度で測定しているので、その角度間隔を表しています。


そして、赤道儀の調整機構で極軸合わせを行った後での再測定例です。
画像

このケースでも赤道儀は、大体-120度、+120度、0度回転させていますが、Step.1/2/3がほぼ一直線に並んでしまっています。ところがStep.1/2/3の間隔は赤道儀を回した角度に依存するので、本来は正三角形に近い形状(△)になり、円の中心はStep.1/2/3付近となり、また円の直径はもっと小さいものになるはずなのです。



また測定の状況によっては、円の向きが逆転する場合もあるので、使い方によっては深刻です。
画像



つまりたわみ等の影響で、カメラが極軸できれいに回転していないことを指します。
この例は鏡筒バンドを緩めにしてあったので、子亀位置のカメラでは影響が大きく出ています。
赤道儀:Celestron AdvancedVX
鏡筒: SkyWatcher CFP200/F800 (口径20cmニュートン)
これに子亀位置に、ToupCam にf=100mmのCCTVレンズで撮影


これを防ぐには、以下のような方法があります。
1. カメラをたわみの少ない位置に設置(PoleMasterのように極軸と同軸でカメラを設置)
2. 撓みを検出したら、円の中心をコントロールして撓み分をキャンセルする。
3. 撓みを想定してStep.1/2/3の位置を制御して、円を求める

ユーザーが実施可能なのは1、PoleNavigator側では2の対策を入れています。
3はいろいろ試していますが、もう少しかかりそうです。


正確に合わせるには一度極軸を合わせた後に、東西に振って再測定、南北に振って再測定を行い、ずれの方向を確認することで正確性が判断できると思います。
またTarget位置はスペースキーでViwerモードに入り、マウスを左クリックするとマーカが出るので
そこで位置を記録し、スペースキーで通常モードに復帰後、赤道儀を東西/南北に振った後に
再度極軸合わせを行って、またビュワーモードに移行すると先ほどのマーカーが表示されるので
位置の変化を調べればいいでしょう。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
なるほど、こういうことがあるわけですね。クランプを緩めたり絞めたり、赤道儀を手で回している場合(私なんかそうですけど)には、それによるガタツキもありそうですね。

で、今更なんですけど、聞いても良いですか?(^^;
以前から「なんでかな」と思ってはいたんですけど、北極星ではなく、天の北極の3点を通る円を描いてその中心を求めているのはどうしてでしょうか。北極星であっても、撓みやガタツキによる誤差を排除することはできませんが、北極星が通る円を描くようにしていれば、少なくとも2回目の測定で2枚目や3枚目の画像のような事態になることは無いと考えられますよね。
北極星にしても天の北極にしても、1回目の測定でたまたま回転中心の近傍に北極星もしくは天の北極が集まってしまうことはあり得ますが、実際にはそんなことはほとんどありませんし、万一あった場合には赤道儀を少し動かして測定すれば良いだけですから。
それに、北極星で円を描けば、実際にその円に沿って北極星が動くのか(撓みやガタツキがどの程度あるのか)を目で見て判断することができる等、利点が幾つかあると思うんです。
ひろりん
2017/01/17 22:03
ひろりんさん、
そもそも連続した複数回の測定調整を想定してませんでしたからね。(横着者で…)
あとは収束具合も円の直径でチェックできるのと、その際に誤差の評価もできるのでこの方法にしました。
北極星基準だと誤差が分散してしまうし、最終調整後でないと円上を動くのか分からないので運用を考えると使いにくいと思いますよ。
ただ撓みも弾性によるものだけでもないのでモデル化が困難なのもわかってきたので諦めて、極と適当に離れたボイント(北天の場合は北極星?)のハイブリッドで基線長を確保して、誤差分散させたほうが精度が一定化して使いやすそうですね。
誤差評価は各ステップの極位置と計算された極の二乗和辺りを表示して使用者が判断するとこにしますかねえ。
ちょっと考えてみます。
miner
2017/01/18 07:59
赤いターゲットは恒星時移動をしているので北極星を赤いターゲットに合わせた後は1、2時間ぐらい放置してターゲットからの星ずれでソフトによる極軸精度の評価が視覚的にできると思います。

もしターゲットと星が極少ないずれにもかかわらずノータッチ撮影で星が流れて、極望のみで合わせたノータッチ撮影で流れないのならソフトにバグがあると考えられますね。
最低でも極望より精度が上でないとカメラを用意する意味が。。。と感じています。
取り敢えず他の方の報告を気長に待ってみます。
金子
2017/01/19 23:00
金子さん、
返事が遅くなりすいません。
趣味の範囲でソフトウェア作っているので、何をやるにせよ調べ物が...という感じで作っているのでなかなか進みません。(汗)

精度改善策は盛り込みましたが、その他の部分で開発が滞っているのでもう少々お待ちください。
なかなかゴールは見えず...
miner
2017/01/23 20:29

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