反赤を使いこなせ!

アクセスカウンタ

zoom RSS AdvancedVX プチオーバーホール

<<   作成日時 : 2017/01/09 18:04   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 10

1/5の記事で書いた赤道儀のガタはウォームユニットの緩みで発生していたので、先日ユニットの組み付け直しとグリスメンテ、ついでに赤径の平歯車→ベルトドライブ改造をしました。

画像

グリスで手がべとべとなので、写真はほとんど撮っていませんでしたが...
ついでにウォーム軸を保持するベアリングも信頼(?)の日本製に交換してみました。
(内径6mm、外径13mm、厚み5mm)
以前分解した時に、ベアリングがちょっとゴロゴロしていたので注文しておいた奴です。
ただベアリングの保持がいまいちなので、イモねじなどでベアリング固定加工をしたいところです。
(自宅にはボール盤がないので、またそのうち施工を考えてみます)
あとはウォームがウォームホイル面に平行に当たるようにノギスでユニットの両端位置を測って水平になるようにクリアランスを詰めていきます。


上記は写真があまりないので記事にするつもりはなかったのですが、ちょうど やまぎりさんも赤道儀のオーバーホール記事を書かれていて、グリス関係が気になったので記事にしてみました。
-------------------------------------------------------------------------
ウォーム部のグリスには、純正では流動性低めで、粘着性そこそこの白色グリス(おそらくリチウム系)が使われていることが多いですが、自分は粘着性の高いウレア系グリスを使っています。粘着による抵抗は増えますが、低温の特性変化が小さいのと、粘着性による歯面保護という観点ですぐれていると考えており採用してます。

元々は車の倒立式ショックアブソーバー用に購入したものですが、これを流用しています。
具体的には和光ケミカルのHMG-Uという製品で少々高価ですが、自分的に信頼の一品です。
また極寒環境や抵抗が少ないグリスが必要な場合は、下記でSMGというPTFE配合の物が良さそうです。
自分では使用したことはないですが、これもいいもののようです。
画像


また極圧剤としてモリブデン配合のグリスが高荷重用として有名ですが特性として粘着性は低く、ギアなどに使用した場合はグリス自体がギア部から押し出されやすい傾向があります。
上記のラインナップではLCG-MOなどがそうなのですが、適用箇所として等速ジョイントが上がっています。
あまりピンと来ないかもしれませんが、車などではドライブシャフトの継ぎ手部で蛇腹ブーツの部分に当たります。このブーツ内にグリスを充填してグリスにジョイントを漬け込んで潤滑するような使用環境なのです。
赤道儀などでは軸受はまあそこそこの条件ですが、玉軸受ベアリングを使用している場合はあまりグリスの種類を問いません。それに対してウォーム部では、グリスがギア部から排出されると潤滑出来なくなるのであまりお勧めではないということになります。
まめにグリスメンテできるなら気にしなくてもいいと思いますが、トラブルを防ぐ意味もあり適材適所ということで紹介でした。

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
私もバイクいじりが好きなのですが、素人知識で中途半端なため、赤道儀OHの際のグリス選びはいつも悩んでしまいます。(^^;
バイクや車と違って、赤道儀の場合はそれほど高回転や高温にならないため、適切なグリスの選択も結構変わってくるんでしょうね。

次回OHの際の参考にさせていただきます。(^^
kame
2017/01/09 19:09
ん〜
リチウム/ウレアとモリブデンは切り離して考えるべきでは?ウレアベースのモリブデングリスもありますからね。ちょう度にもよるでしょうし。
どうなんでしょう?
Tez
2017/01/09 22:38
kameさん、
短期的には摩耗などの影響はわからないので、取りあえずは冬季にちゃんと動くことが一番重要そうです。
ケミカルの類はすぐに結果のわかるものもありますが、ほとんどは長期使用で初めて良いものと判断できると思うのでなかなか難しいです。

取りあえず、WAKO'sの製品は少し高めですが経験的にはずれがないので愛用していたりします。
miner
2017/01/09 23:08
tezさん、
自分的には、モリブデンよりベースが重要と考えています。
あくまでモリブデンは添加剤ですからねえ。

グリスもエンジンオイルの粘度指数のように、ちょう度だけで判断は難しいですよね。ただウォームなどはグリス切れが一番クリティカルなので、ウレアベースがお勧めと言うことで。
でもウレアベースでモリブデン大量配合のものは少ないので、分散などに限界があるのかもしれませんね。
miner
2017/01/09 23:13
NES赤道儀の動きが寒くなるにつて重くなっているのでオーバーホールでグリスの塗り直しを考えてたところです。
実は、メカ系はあまり理解してないのでグリスの選定はかなり悩んでしまいます。
参考になります。
のりきゅう
2017/01/09 23:35
のりきゅうさん、
この辺りは一般的な知識だけでなく、製品毎の違いも大きいですし、またある程度長期間使ってみないと結果が出ないのでなかなか難しいです。
自分もこういう用途で問題がなかった、という情報となります。
miner
2017/01/10 08:23
ギヤードモーター自身に結構なガタが有りますので一番影響の有るウォームギヤの噛み合わせが肝ですね。
導入精度は別として、現場でガタに気付いた時は負荷の掛かる側にバランスを崩してやれば良いだけですけど、私の様な機材オタクは気分的に許せないです。(笑)

グリースの本来の目的は潤滑と冷却ですが、赤道義の様な極低速で回る機器で精度良く回すには歯面の油膜が切れない程度に塗ると良いと思います。
ギヤーを回して、はみ出たグリースは不要なので拭き取る感じです。
金子
2017/01/12 22:32
金子さん、
コメントありがとうございます。
今回は自分の整備ミスなので、ネジが緩んでとんでもないガタが発生していました。(大汗)
おそらく位置決め用のボルトのみを締めていて、固定用を締め忘れていたようです。

グリスも確実にやるならグリス室を作ってギアをグリスに漬けこんでやるのが良いとは思いますが、そこまでの要求レベルはないですね。となるとやはり粘着性に優れて油膜の切れにくいグリスの選定が重要と認識してます。
はみ出たグリスは、後でメンテするときに問題になることが多いので、やはり適量が良いようです。
miner
2017/01/12 23:54
 はじめまして。 私も若い頃のバイクイジリの時代からワコーズを使用しています。
 ロスマンディ赤道儀の軸ベアリングとウォーム部にはHMG-U1(柔らかい方)、モーターギヤトレインにはSMGと2種類を使い分けています。それほど頻繁に使用している訳でも自動導入機でも無いのですが、18年間で低温環境下(−12度)も含めて不具合を感じた事はありませんでした。又、2度のオーバーホールでグリスの入れ替えを行いましたがグリスの汚れは無く金属摩耗も見られませんでしたので、安心して使えるグリスだと思います。
Wcc-No3
2017/01/22 10:34
Wcc-No3さん、
初めまして!

やはり車両の整備をしていると、油脂類には敏感になりますね。エンジンオイルなどもそうですが、粘度指数などの目安だけでは良し悪しはわからず、使ってみないと... といういい例と思います。

ロスマンディは憧れです!
でもウォームホイルがアルミだとそれなりにグリスは汚れるので、やはりロスマンディが良いのかと思います。
miner
2017/01/23 20:35

コメントする help

ニックネーム
本 文
AdvancedVX プチオーバーホール 反赤を使いこなせ!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる